2024年オフに国内FA宣言をした、阪神タイガースの大山悠輔選手の動向が注目されています。
現在、巨人や西武の名前が取りざたされていますが、阪神としては不動の4番の移籍は何としても避けたいところです。
この記事では、現在ある情報から大山選手の阪神残留の可能性はどれくらいか検証してみました。
ご覧ください。
大山悠輔のプロフィール
- 名前:大山悠輔(おおやま ゆうすけ)
- 生年月日:1994年12月19日
- 年齢:29歳(2024年11月現在)
- 出身地:茨城県下妻市
- 球歴:宗道ニューモンキーズ→下妻市立千代川中学校→つくば秀英高等学校→白鷗大学→阪神
- プロ入り:2017年(2016年ドラフト1位)
- 所属:阪神タイガース
- 背番号:3
- 守備:三塁、一塁
- 年俸:2億8000万円(2024年)
- 家族:妻・莉子(2021年~)
白鴎大学を経て、2016年のドラフトで阪神タイガースから1位指名され入団。
2020年には巨人・岡本和真選手と本塁打王争いを繰り広げ、自己最多の28本塁打を記録しています。
長打はもちろんのこと、勝負強いバッティングが魅力。
2021年からはチームの主将を務め、常に全力疾走、丁寧なお辞儀など、お手本になる選手として愛されています。
大山悠輔がFA宣言!阪神残留の可能性はどれくらい?
それでは、大山選手の阪神残留の可能性について、現在ある情報を様々な角度から検証してみましょう。
大山選手のコメントから:残留もあり?
大山選手もFA宣言時の会見で、
「8年間、やってきて今、自分が他球団にどういうふうに思ってもらえて、どういうふうに評価されているのかを一度聞いてみたいというのはずっと思っていた。それを聞ける一つのタイミングでもあると思う」
と、移籍前提ではないと話しています。
このコメントからは、
この機会に自分の評価を確かめたいだけ
とも取ることができます。
大山選手と電話で直接話しをしたというデーブ大久保氏は、阪神残留の可能性が高いと話します。
「大山選手が外に出たくて、他のチーム行きたくてFAをしたのではない。これは100%違います。大山選手と話しても、本当に阪神のことを愛している。自分の評価が聞きたい。これだけです。」
引用:J-CASTニュース
阪神から正当な評価と誠意のある言葉を聞ければ、残留するのでは?という予想です。
大山選手のコメントをそのまま受け取れば、残留も有りえます。
阪神と他球団の提示条件から:巨人が破格
現状、つないでつないで4番大山選手に回すという、“大山選手ありき”の打線になっている阪神としては、何としても引き止めたいところです。
慰留のための条件として、
最長5年間・総額20億円規模
の大型契約を提示したと報じられています。
2024年の推定年俸が2億2000万なので破格の条件と言えますね。
ただ、獲得を目指している巨人は、それを上回る条件を提示しているといいます。
5年+αの巨額提示
一部では、5億×6年の30億円とも言われています。
それだけ大山選手を評価しているということですね。
※巨人の動向や他の候補球団については、「大山悠輔のFA移籍先はどこか予想!巨人?西武の撤退はなぜ?」をご覧ください。
条件だけで言えば巨人が圧倒していますが、単純に金銭面だけで移籍するタイプには見えません。
また、阪神としても同リーグの巨人への移籍だけは避けたいため、行けるところまで条件を上げてくることも考えられます。
昨年の契約の経緯から:移籍を少なからず希望?
阪神は2023年オフにも、複数年契約の条件を提示しています。
しかし大山選手はそれを断り単年を希望。
この時点で、FAの権利取得後の宣言が頭にあったのではないでしょうか。
一年考えた末のFA宣言は、条件だけでない「他球団でプレーしたい気持ち」が、ある程度強いと思われます。
関係者の話から:移籍の可能性大
関西が合わない?
一部では、大山選手が「関西が合わない」と話していると報じられています。
入団以来、関東出身の選手やOBに『関西ノリが合わない』とよく冗談交じりに漏らしていましたからね。
引用:FRIDAY
これは関東出身者あるあるの“冗談”の可能性も高いですが、茨城県出身で大学も栃木と、関東で生まれ育った大山選手。
在京球団でプレーしたい気持ちはあるかもしれません。
静かな環境でプレーしたい?
やはり関係者の話として、大山選手は「静かな環境」を望んでいるという情報もありました。
大山は今後について近しい関係者に「静かな環境で野球だけに集中してプレーしたい」と希望を口にしていたという。
引用:夕刊フジ
阪神は良くも悪くもファン・メディアともに熱いです。
活躍すればお祭り騒ぎですし、不調になればヤジが飛び辛辣な記事が書かれ、しんどい部分もあったのではないでしょうか。
本当に大山選手が「静かな環境で、、、」と言ったのであれば、移籍を希望している可能性が高そうです。
ドラフトの時の遺恨から:移籍の可能性もありそう
大山選手は2016年のドラフトで阪神から1位指名されたのですが、その時の会場の雰囲気を筆者も覚えています。
「ええー!?」と叫び声が上がり、その後、水を打ったようにシーン、、、。
ファンやメディアは、5球団が競合した桜美林大の佐々木千隼投手(現ロッテ)を阪神も指名すると思っていたので、当時無名だった大山選手の指名に騒然としたのです。
「はずれ1位でも大山は獲れた」
「史上最悪のドラ1」
とまで言われた大山選手。
後にその時の気持ちを語っています。
プロ野球選手になるという夢がかなった瞬間なのに、本当にショックでした。親や家族も傷つけてしまって「自分に力がないからだ。有名じゃないからだ」と情けなくて…。
見返してやるという気持ちがあったからこその現在の活躍ですが、決して良好な関係と気持ちばかりだったわけではありません。
「別の球団でやってみたい」という気持ちも大きいのではないでしょうか。
まとめ
この記事では、国内FA宣言をした大山選手の、阪神残留の可能性について検証しました。
様々な情報から検証した結果、
残留の可能性:30%
と筆者は結論付けます。
阪神の誠意にかかっていることは間違いないですね。
どんな結果になっても大山選手を応援していきたいと思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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