辺見えみりさんの母で、歌手・女優の辺見マリさん。
辺見マリさんと言えば、30代~40代で見舞われた洗脳による金銭トラブルで知られています。
マインドコントロールによって注ぎ込んでしまった金額は、なんと5億円。
神の声が聞こえると言って辺見マリを洗脳した“拝み屋”の正体は誰なのでしょうか?
また、白装束での修行生活からパナウェーブとの関係を推測する声もありますので、そちらも調査しました。
ご覧ください。
辺見マリを洗脳した拝み屋は誰?
拝み屋K
辺見マリさんは、元夫の西郷輝彦さんと31歳で離婚。
一家の大黒柱として2人の子供と両親を養うことに重圧を感じていたといいます。
芸能界に復帰したものの、周囲からの「辺見マリはもう古いよね」という声にも悩み、男性マネージャーSに相談したそうです。
そこで、
「僕の知り合いで、神様と話せる人がいるんですけど会ってみませんか?」
と紹介されたのが、拝み屋Kこと「神田」という女性。
1988年6月、その神田と38歳だった辺見マリさんは初めて会います。
神田は次のような女性でした。
- 九州在住
- 40代の普通のおばさん
- 夫と子供がいる
- 背が低く姿勢が悪い
- 髪はショートカット
「壺を買わされたりするのか?」と構えていた辺見さんに対し、神田は神様のことなど何も言わずただ話を聞いてくれたといいます。
最初は全く金銭の要求がなかったことも辺見さんを安心させましたが、これは洗脳の手口。
そんなことも知らず、神田に頻繁に相談するようになっていった辺見さん。
ある日いつものように相談に訪れた辺見さんに、神田は神のお告げとして
「娘の辺見えみりさんの目が見えなくなる」
と言います。
実際にえみりさんの視力が落ちていたことから、信じ始めてしまった辺見さん。
それ以来神田は、「身内に不幸が起きる」と辺見さんを脅して金銭を要求するようになり、最終的には1000万円注ぎ込んでしまいました。
「神田」は恐らく偽名と思われ、その後も行方はわかっていません。
新拝み屋A
厄払いのために熱心に神田の元へ通うようになっていた辺見マリさん。
その頃、
- 神田
- 神田の家族
- Sマネージャー
- 神田の友人女性のA
の4人は共同生活を送り“修行”を行っていたそうです。
最初はなかなか修行の輪に入れてもらえなかった辺見さんは嫉妬して、より熱心に通い朝から晩まで修行に没頭するようになります。
これも洗脳の手口ですね。
その後、辺見さんはアパートまで用意して共同生活に加わります。
しかしある時、突然神田が失踪。
その後、「神の声が聞こえるようになった」と言って新・拝み屋になったのがAこと「安藤」です。
安藤は、
「お金は不浄。ギャンブルで使い切りなさい。神様がマカオに行くように言っている」
などと言い、カジノで辺見マリさんから受け取ったお金を散在。
しかし、元カジノディーラーだった安藤は、負けたふりをしてお金をくすねていた可能性があるそうです。
新・拝み屋安藤が仕切るようになり、要求する金額が桁違いになっていき、辺見マリさんは娘えみりさんの契約金にまで手を出してしまいます。
えみりさんは家を出てしまい一家離散の危機にも。
最終的には、4億9000万円を安藤にだまし取られた辺見さん。
「安藤」も偽名と思われ、現在も行方はわからず金銭は回収できていません。
白装束とパナウェーブの関係は?
共同生活での“修行”は上下白スウェットで行われ、デパートにも白装束で行っていた辺見マリさんと拝み屋たち。
この「白装束」から、パナウェーブ研究所との関連を疑う声が聞かれます。
しくじり先生の辺見マリの洗脳が恐ろしすぎるんだが・・・ 全身白の宗教っていうとパナウェーブ研究所しか思いつかん
— あそん (@ason71) September 14, 2015
辺見マリのって、パナウェーブ研究所?じゃん。(°_°)
— 咲也 (@SAKUYA58) September 14, 2015
■パナウェーブ研究所とは?
千乃裕子を代表とする千乃正法会という宗教団体の一部門で、本部は福井県。
1997年から全国行脚を続け、2003年頃に全身を白装束姿の信者らが白い車両20台とともに岐阜県の林道を占拠したことでメディア報道が加熱した。
パナウェーブ研究所は、「スカラー電磁波は人体にとって有害である」と主張し、信者は電磁波から身を守るために白装束(長袖のコート型白衣・白マスク・白頭巾・白長靴)を身にまとっています。
このことから、辺見さんの上下白のスウェットにパナウェーブ研究所を連想した方が多かったのでしょう。
しかしご覧のとおりパナウェーブ信者の目的は「電磁波から身を守ること」で、白頭巾や白長靴も身につけています。
辺見マリさんはスウェットを着ていただけなので、関連は無いと思われます。
「神田」も「安藤」も、特定の宗教ではなく個人的な洗脳詐欺だったと考えられています。
まとめ
この記事では、辺見マリさんを洗脳した2人の“拝み屋”は誰なのかについてお伝えしました。
「神田」「安藤」と名乗っていた2人の行方はわかっていません。
責任感が強く、自分で何でも解決しようとする人が洗脳されやすいと言います。
「自分は絶対洗脳されない」と思わず、人に相談するようにしていきたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。