パリオリンピック開会式出演の噂のある、歌手のアヤナカムラさん。
楽曲「ジャジャ」(Djadja)は9.7億回以上再生され、フランス語圏を中心に、ドイツやスペインなどの欧州各国や南米でも人気があります。
この「アヤナカムラ」という名前を見ると日本人のような印象を受けますが、実は日本の血縁はありません。
この記事では、アヤナカムラさんの名前の由来や本名、出身地・国籍、これまでの経歴についてご紹介します。
アヤナカムラはなぜ日本名?本名は?
こちらが、アヤナカムラさんです。
アヤナカムラさんの本名は、アヤ・ダニオコー(Aya DANIOKO)。
「アヤ」は本名ですね。
「ナカムラ」は、アヤナカムラさんが好きなドラマ「HEROES」の登場人物、ヒロ・ナカムラ(中村広)から取ったそうです。
ヒロ・ナカムラは日本人俳優のマシ・オカこと岡 政偉さんが演じていて、空間移動の特殊能力を持つ役柄だそうですよ。
マシ・オカさんもびっくりされているでしょう。
アヤナカムラの出身地・国籍は?
アフリカ生まれフランス育ち
アヤナカムラさんは、アフリカにあるマリ共和国の首都・バマコ(Bamako)に生まれました。
幼少期に両親とフランスのイル・ド・フランス地域圏、オールネー・スー・ボワ市に移住しています。
パリの北東にある郊外ですね。
国籍は二重国籍
アヤナカムラさんは、マリとフランス、2つの国籍を持っています。
フランス国籍は2021年に取得。
幼少期から過ごしていたのですが、国籍を取得したのは最近です。
アヤナカムラの経歴
Facebookから人気歌手に
2024年7月現在、29歳のアヤナカムラさん。
元々ファッション系の勉強をしていて、歌を本格的に学んだことはないそうです。
19歳頃からフェイスブックに自作曲を投稿し始め、2014年にアップした「Karma」で人気に火がつきました。
ヒット曲を連発
「Karma」以降、次々とヒット曲を出したり、他の歌手と共演。
中でも代表曲の 「Djadja(ジャジャ)」はYouTubeで9.7億回再生される大ヒットとなりました。
2021年にはApple Music Awardsでフランスのアーティスト・オブ・ザ・イヤーも受賞。
2023年11月に発売したアルバム「アヤ」は音楽配信サービス「スポティファイ」で、4日間で1200万回もダウンロードされました。
フランス語で歌う歌手としては、今、世界で最も人気があると言えます。
歌の特徴は何を言っているのかわからない造語
アヤナカムラさんは、アフリカ音楽とハードコア・ラップが融合した「アフロ・トラップ」というジャンルの歌手です。
その中でもアヤさんの歌には、
- アフリカの言葉を含む俗語(スラング)や、造語が多く登場する。
- フランス人が聞いても何を言っているのかわからない。
- 率直な性表現。
などの特徴があります。
パリオリンピックの開会式出演の噂が報じられてからは、フランス国内で反対意見もあるとか。
それには、出身地・国籍のことだけでなく、「歌詞がフランス語ではない」という理由もあるようです。
50代の女性からは「知っているけれど、歌詞の内容も、歌い方、声も、あまりフランスを代表する歌手とは思えない。(人種差別という声もあるけれど)肌の色が白かったとしても批判されると思う」という意見も……。
引用:デイリー新潮
オリンピックという世界中が注目するイベントなだけに、議論が白熱するのでしょう。
まとめ
この記事では、歌手のアヤナカムラさんについてお伝えしました。
- 日本との血縁関係はない
- マリ共和国出身で幼少期にフランスへ移住
- 国籍はマリとフランス
- フランス語圏を中心に海外諸国で人気
- オリンピック開会式出演には賛否
ということです。
開会式で歌う姿を見たいなと思いますが、どうなるでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。